組織人事コンサルタントのブログ

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ビジネス会計検定試験を申し込んでみた

ビジネス会計検定試験ってどんな試験?と思われる方が大半だと思います。
たしかにこの検定試験は実施されてから歴史は浅く、あまり認知されていません。
しかし、実は近頃の会計リテラシーの重要性から、じわじわ人気が出てきている資格なんです。
今回は、ビジネス会計検定試験について書いていこうと思います。

 

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目次

 

ビジネス会計検定試験とは

この試験の実施主催である大阪商工会議所のHPではこのように書かれています。

ビジネス会計検定試験は財務諸表に関する知識や分析力を問うもので、
財務諸表が表す数値を理解し、ビジネスに役立てていくことに重点を置いています。

簡単に言えば、会社の財務状態や経営成績が分かるようになると言えます。
この資格は1〜3級まであり、それぞれで難易度が異なっているようです。
今回私は2級の試験を申し込みました。試験が9月に実施されるのですが、そこでは2.3級のみの実施で、1級を受けるには来年の3月まで待たないといけないみたいです。
試験の難易度はこのようになっています。

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(HP引用)

3級を応用したのが2級という捉え方でいいと思います。
現在3級の勉強中です。簿記の知識がなくとも手軽に受けられる試験とされていますが、やはり簿記の勉強と並行するのが一番質のいいインプットができると感じます。(私は簿記3級を持っています)
簿記知識を持っている人なら1週間毎日2時間あればマスターできると思います。

ビジネス会計検定試験が実施されるようになった経緯

企業活動がグローバル化、複雑化、多様化する中で、ビジネスパーソンとして自社や取引先などの経営実態を正しくタイムリーに把握することが不可欠となってきました。
このような会計に関する関心の高まりにより、2007年から大阪商工会議所が実施しています。

日商簿記との違い

ビジネス会計検定と日商簿記検定の違いは、

ビジネス会計検定=財務諸表を読みとる能力

日商簿記検定=財務諸表をつくる能力

となります。
日商簿記は、企業の経理や会計士、税理士など特定の人々の専門的スキルのように捉えられがちですが、実際はビジネスパーソンにとって必要なスキルです。
しかし、実際に財務諸表を作成できなくても、読み取れればいいのです。
よって、より多くのビジネスパーソンの支えになるであろう資格がビジネス検定なのです。

なぜビジネス会計検定試験を勉強しようと思ったのか?

それでは、私がどうしてこの試験に申し込んだのかをお話したいと思います。
私がこの資格の勉強をする目的は二つあります。

コンサルタントとしての財務分析能力を磨く

・会計知識を活かしたい

以上になります。

一つ目は自分の将来に役に立つということです。
私の就職先はコンサルティング業界に決まりました。
そこでクライアントと取引をする際に必須のスキルが財務分析のスキルになるからです。この試験はまさにその能力を養うための試験と言えます。

二つ目は、先ほども述べましたが、私は大学二年生の時に簿記3級の資格を取得しました、しかし、取得して以降、何に活かせるのかを見つけることができませんでした。
しかし、この試験は簿記との相性が非常にいいのでシナジーが効きます。
自分の会計知識を存分に生かしながら、社会で使える能力を培うことは、良い自己投資になると思ったからです。